岡田のリードが光った一戦~ 2020年6月27日 SB戦

こんにちは、キモオタククくんです。本日より、気ままに、ライオンズ戦の振り返りブログを書こうと思います。
試合は8-7でライオンズが勝利。7回裏の山川の逆転スリーランはお見事でしたね。
とは言え、決して褒められた勝ち方ではないのもこれまた事実。先発の松本は四球&本塁打のいつもの悪い癖が出てしまいました。彼自身、メンタルの弱さからでしょうか、良い球は持っているのにも関わらず打者に向かっていけていないのは自分との戦いに負けているように思えました。
一方で、リリーフ陣は素晴らしいパフォーマンスでした。NHKで解説の小久保が言っていたように、二番手の宮川の投球が相手打線の勢いを止めたといっても過言ではないでしょう。それ以降の投手陣も良かったのですが、ここで私が注目したいのは、今季初マスクの岡田のリード。特に象徴的だったのが、最終回、バレンティンへの4球目。この場面、3球目で真ん中高めの直球で空振りを奪っていたので、私は外のスライダー系を要求するかと思っていましたが、岡田は敢えて内を要求、結果インハイの直球で空振り三振を奪いました。実際、今日の増田の直球の走りが良かったこと、バレンティンの待ち球を考慮した上で敢えて内を要求した岡田のインサイドワークには感服しました。森も日々成長はしていますが、リード面に関しては「攻め」や「意表をつく」ことができる岡田がまだまだ上手のような気がします。打つ方では良いところは無かったものの、森との併用、更にリードしている場面での抑えマスクなど、岡田の柔軟な起用法を模索する必要性を改めて認識した、そんな一戦でした。